就職市場の実情と自己分析の重要性

1.大学中退はどんな理由があるか?

 大学中退者の問題が深刻化していると言われ、一説では、私立大学校で年間約5万5000人の退学者が出ているそうです。特に女子学生より男子学生の中退者数が多いようですが、大学中退の理由は、「カリキュラムのミスマッチ」「将来への不安」「学力的についていけなかった」「家庭の経済問題」「対人関係の問題」「鬱などの体調不良」などがあるようです。

 中退者理由の中で多い理由が、カリキュラムのミスマッチです。せっかく入学したものの思っていたような授業内容ではなかったため退学というものです。あまりにも授業に興味が持てず4年間勉強する気になれなかったなどという人が多く、この大学で勉強しても将来への不安があるため中退というパターンのようです。

 また、日本の大学は一般的に、入学は難しくても卒業は簡単と言われていますが、学校の方針や学部によって進級が難しく、特に理系などでは留年を繰り返し退学という人も居るようです。

 ただし、私立大学に関しては、偏差値の低い大学のほうが中退率が高くなるため、学力不足で中退という人はそれ程多くないかもしれません。尚、高度な授業があるイメージの医学部などからも退学者は出ますが、特に目立って多いというわけではないようです。

 一時期盛んに言われていた家庭の経済問題を理由にする中退は、一定数いるものの、中退理由のメインではないようです。

2.就職するための自己分析はどうするか?

 新卒・中退者に関わらず、本格的な就活に入る前に自己分析を徹底的に行うことが就職成功への鍵ですが、自分ではやった気になっていながら意外とデキていない就活生が多いようです。

 自己分析で一番重要なポイントは、「自分は何が一番好きなのか?自分は何を一番大切にしているのか?」と同時に「自分はどんなことが嫌いか?何が苦手か?」をきちんと押さえることです。その上で、就職先に対しての「自分がやりたい事(志望動機)」「自分ができる事(自己アピール)」を考えていきます。

 この際、ポジティブなポイントだけでなく、これまでの失敗談を踏まえて、自分の足りてない部分を反省しつつ、将来的に向上させるために何をすれば良いのか?という点にも目を向けてみましょう。

 初めのうちは何も思い浮かばないなんて人も居るようですが、自己分析は一度やればそれで終わりではありません。何度も繰り返してより精度の高い自己分析を行っていくことが肝心です。

おわりに

 大学中退者が就活する場合、新卒者以上に具体的な自己分析が必要です。「大学も中退したんだから、会社もすぐ辞めるだろう」と思われないよう、マイナス面を克服出来るような自己分析を心掛けて下さい。

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